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数ヶ月で職を転々とするほど飽き性な私が、いまもコロッケ倶楽部で店長を続ける理由。

2024.01.16

Information

北永 実穂

エリア・役職
南九州エリア コロッケ倶楽部松橋店 店長
経歴
2022年8月入社

コロッケ倶楽部松橋店で店長を務める北永は、自他ともに認める飽き性。彼女は様々なことに興味を持ち、面白そうなことには目がありません。配送会社で中型トラックに乗り風を切っては、日夜たい焼き屋さんで熱々の鯛をひっくり返すなど、様々な経験を積んできました。そんな彼女が珍しく、長く続けているのが「コロッケ倶楽部の店長」です。大変なこともあるけれど、振替休日を利用した連休には大好きな温泉に一人旅をしに行ったり、広島まで有名歌手のライブに足を運べるのが楽しみだとか。そんな人一倍酸いも甘いも経験してきた北永に、ボナーの良さを聞いてみました。

酸いも甘いも知るから分かる。ボナーの人付き合いの心地よさ。

工場での製造職、トラック運転手、コンビニ店員、ホテルのフロント、居酒屋、たい焼き屋さん…。ボナーに入社するまで、北永が経験してきた職種は数知れない。「10年続けた製造職を辞めてから、今まで経験したことのない仕事がしたくて。少しでも興味のわいた求人には、手当たり次第応募してました。でも、どれもすぐに飽きちゃうんですよね」と北永は頬をかきつつ言うけれど、彼女がボナーに入社してからもう1年半になる。

「今まで経験してきた仕事の中では、トップクラスに楽しいです。もちろん、大変なこともあるし、楽しいことばかりではないですよ。でも、どの仕事よりもお客さんとの関わりの濃度が高いところが好きです」そう言い切れるのは、今まで数多の職場を経験してきた北永だからこそ。常連のお客様とは『いつもの!』で注文が通じるし、つい立ち話に花が咲くのもあるあるだ。

「『先週の金曜、居なかったけどどうしたの?』と毎回私を探してくれるお客さんがいたり、曜日固定で来られるお客さんには毎週同じ個室を開けておいたり。通ってくださるだけではなくて、中身を少しずつ知って常連さんになっていくのが、うちならでは。他の仕事ではここまでお客さんのことを考えることはありませんでしたね」ボナーの特徴であるお客様との昔ながらのお付き合いも、北永にとっては居心地が良さそうだ。

あっという間に店長へ。駆け抜けてきた1年半。

そんな北永。入社して半年経つころ、突然南九州のエリアマネージャーに「北永さん、もう店長を任せるからね」と言われた時は、大きなプレッシャーを感じたという。「今だに同い年のスタッフにすら怒られてるのに!?って。そりゃもう、びっくりしましたよ。でも今まで私も色々な人に支えられてきたし、やるしかないなって腹を括りました」と言いつつも、店長職はペットショップ店員時代に経験済み。南九州エリアの店長たちに支えられながら、ときにマネージャーに愚痴をこぼしながら、松橋店の運営全般とスタッフ採用、育成まで見よう見まねでやり遂げてきた。

「自分が採用したスタッフが、一人立ちした時が一番嬉しかったですね。最初は付きっきりでなんでも教えてきたのに、今では後から入った後輩を指導する立場にまで成長して、って私お母さんみたい(笑)。私自身、まだまだ同期にも怒られるくらいですから、一緒に松橋店をつくっているみたいに感じられて本当に嬉しいんです」

北永が店長となってからの最大の功績は、松橋店の店舗改革にある。
「松橋店はコロッケ倶楽部のなかでも歴史の長い店舗。少なからず内装にもその影響が出てきていたのですが、お客さんには見せないように!とスタッフにも徹底的に清掃を指示しました。まだ使えるかどうかはお客さん目線で考えて、スリッパをはじめ備品も新調し、散らかって見えがちな入り口にはスリッパ立てを導入して、というように、清潔で綺麗な店舗を目指しました。その結果、なんと売上は最大1.5倍に!理由は他にもあると思いますが、何よりお客さんからの評判が良くなったことが数字の上でも実感できて、心からやって良かったと思えましたね」口酸っぱくスタッフに清掃の大切さを伝えていたら、今では自然と手を動かしてくれるようになった。どこまでもまっすぐな北永の人柄は、スタッフにも伝わっている。

原動力は、やっぱり「人」にある。

「入社当初は、またすぐに辞めるだろうなと思っていました(笑)。覚えることも多いし、責任もあるし。でも居心地がいいんです。マネージャーは何でもやってみなよと背中を押してくれるけれど、嫌なことは嫌と言える。店舗の垣根を超えて飲みにいく仲間もできたし、可愛い後輩も続々増えてきました。ありがたいことに『北永さんがおらんくなったら来んけん、ずっとおらなよ~』なんて言ってくださるお客さんもいます。ここまで深く人と関わる仕事はなかったし、だから続いてるんだと思います」

ボナーへの転職も、きっかけは「面接行ってみるか」くらいの軽いノリだったが、今や熊本のコロッケ倶楽部を盛り上げる立場になった北永。今後はボナーで興味のある業務を見つけていきたい、と語っている。彼女が熊本を牽引するマネージャーになるのも、そう遠い未来ではないのかもしれない。

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